【任意整理・過払い金あり】 取り戻した過払い金を頭金として、短期で全債務を完済できた事例
(Tさん 40代 女性 会社員)
Tさんは、15年程前に、病気休業中の家族を養うために、消費者金融やクレジットカード会社から合計300万円程の借入れを行っており、現在も消費者金融2社に130万円程の借金が残っている状況でした。
そのような状況で、Tさんは、同居している母親が高齢になってきたこともあり、借金返済の見通しを立てて、返済に追われる生活に一区切りを付けられれば、との思いで、当事務所までご相談に来られました。
ご相談のなかで、Tさんからこれまでの経緯や事情をお聞きしたところ、既に完済している消費者金融及びクレジットカード会社が3社あることが分かりました。
そこで、当事務所にて、現在の債務状況の調査をするとともに、債務の残っていない3社に関しても、会社側に取引履歴の開示を求め、この調査を行ったところ、クレジットカード会社2社について、合計60万円程の過払い金が発生していることが判明しました。
その後、当事務所にて、クレジットカード会社2社については過払い金の請求を行い、債務の残っていた消費者金融2社については、将来の利息を全額カットするために、任意整理の手続きを行いました。
その結果、Tさんは、取り戻した過払い金を頭金として、約2年間という短期間の分割返済で、全ての債務を完済することができました。