【時効援用】ほとんどの借金が時効で返済の必要がなかった事例
(Hさん 30代 女性 パート)
Hさんは、事情があって消費者金融から多額の借金をしていましたが、返済に行き詰まるようになり、7年ほど前に知人を頼って他県から福岡市に転居してきました。そして、借金の返済はそのまま放置していました。
最近になって、Hさんのもとに借金の督促のハガキや郵便が頻繁に届くようになりました。その送り主も債権回収会社や聞き慣れない業者名で、心配になったHさんは当事務所に相談に来られました。
債権調査の結果、合計200万円ほどの借金がありました。しかし、ほとんどの借金は、最後の取引からすでに5年以上の期間が経過しており、消滅時効にかかっているように思われました。そこで、時効を主張する内容証明郵便を送ったところ、業者もそれを認め、ほとんど返済をすることなく借金を整理することができました。