【自己破産】病気のため仕事ができなくなった事例
(Oさん 30代 女性 無職)
Oさんは、高校卒業後、他県に就職しました。ローンで貴金属などを購入して、多くはない給料から月々の返済をしていました。
勤務先の会社で人間関係でのトラブルがあり、精神的にも不調になったOさんは、会社を辞めて地元に帰ることにしました。地元では、アルバイトの仕事に就きましたが、収入が少なくなったため、カードのキャッシングも始め、借金がだんだんと増えてきました。
Oさんは、その後、腰から脚にかけての激しい痛みに襲われるようになり、仕事が続けてできなくなりました。収入がなくなり、やむを得ず生活保護を受けるようになりました。
うつや不眠の症状にも悩まされ仕事への復帰のめどがつかないOさんは、生活保護では全く返済はできず、当事務所に相談に来られました。
焦らず一つずつ解決して行きましょうということになり、まずは借金の問題を解消するため、自己破産の手続をすることになりました。
病気が主な原因であったため破産手続では問題なく免責が認められ、借金の問題から解放されて、Oさんは精神的にだいぶ楽になったようでした。