【任意整理】親族からまとまった返済資金を援助してもらうことにより、借金の残額を大幅に減額して一括返済できた事例
(Pさん 20代 女性 会社員)
Pさんは、クレジットカードで気軽に買い物を重ねるうちに給料だけでは返済できなくなり、クレジットや銀行のカードキャッシングを利用し、借金の総額が200万円までふくれあがってしまいました。
債権調査の結果、借金の一部は過払いになっており、結局、借金の残額は150万円ほどであることが判明しました。過払い金の取り戻しとともに、残額があるところに対しては、返済についての和解交渉を始めることになりました。
通常、残額がある債権者に対しては分割返済での交渉を行いますが、幸いにもPさんは親族からまとまった返済資金を準備してもらえる見込みがありました。まとまった返済資金があり一括での返済が見込める場合には、債権者に対して返済額の減額を打診していきます。
どれぐらい減額してもらえるかは債権者の会社の方針や借金の残額などにもよりますが、一括で返済を受けることは債権者にとってもメリットがあり、交渉の方法によっては大幅な減額をしてもらえることがあります。
Pさんの場合は、借金総額の3割程度を減額してもらい、残りの借金を一括返済して債務整理が完了しました。