【アビリオ債権回収株式会社】【時効援用】弁護士事務所からの請求が返済不要だった事例
(Kさん 30代 男性 アルバイト)
Kさんは、16年前に、生活費を補うために株式会社武富士などの消費者金融数社からそれぞれ数十万円程の借金をしていましたが、事情により返済が滞るようになり、福岡県内を転々としてきました。そして、転居を繰り返すうちに、消費者金融からの請求も届かなくなり、家計に余裕もなかったため、借金の返済はそのまま放置していました。
しかし、最近になって、弁護士事務所から「期限までに連絡をしない場合、法的手段を検討する」という内容の受任通知書が届きました。Kさんは、急に弁護士からの書面が届いたことに大変驚き、当事務所に相談に来られました。
そこで、当事務所では、Iさんの信用情報を手がかりに、Iさんの現在の債務の状況を調査したところ、Iさんは、消費者金融数社の他に、消費者金融から債権を譲受けたアビリオ債権回収株式会社に対して、債務を抱えていること、全ての債務が消滅時効にかかっていることが判明しました。
その後、当事務所にて弁護士事務所、アビリオ債権回収株式会社、消費者金融等の全ての債権者に対して時効を主張する内容証明郵便を送ったことにより、Kさんは一切の債務を返済する必要がなくなり、Kさんの元に督促の書面が届くこともなくなりました。